ドレスシューズやウィンターシューズなど、場所や季節を選ぶ靴はシューズボックスの中で眠っている時間のほうが長くなってしまいます。久しぶりに履く機会があって取り出すと、カビが生えてる!なんていうことも読者の皆様は少なくないのではないでしょうか。
今回はそんなカビの生えた靴のお手入れ方法をご紹介したいと思います。
まず基本ケアと同じく、紐を外してシューキーパーをいれ、お手入れの準備。
表面のカビをブラッシングで落とします。
ブラッシングだけでこんなにキレイに。
菌が繁殖しないように、次は、クリーナーをネル布に含ませて革の内部のカビを汚れを取り除いていきます。
革によってはあまり強くこすると、色が落ちたりすることもあるので、やさしくなでるくらいで充分効果的です。
内側も
気になる方は綿棒などで細部を掃除してあげるのもよいでしょう。
ここまでで、下準備完了。
靴にあったクリームを選び、補色していきます
クリームを塗布します
入念にブラッシング、クリームをなじませます
ポリッシュクロスで余分なクリームをふきとり、全体に光沢感を与えていきます
左:after 右:before
もう片足も同じようにお手入れできたなら、あとは乾燥剤、吸湿剤などを両足に入れて日差しのあたらない風通しの良い場所で保管しましょう。
履いたあとはしっかりと乾燥させてあげることと、表面の汚れはカビにとって繁殖しやすい環境を作ってしまうので、一度履いたらブラッシングを心がけるとよいでしょう。