こんにちは。もうすっかり夏ですね。
暑さが年々厳しくなっているようで過去最高気温が熊谷で記録されたり、猛暑のため花傘巡行が中止になったり、目の前のことに熱中して気づけば脱水症状なんてこともあるので、読者のあなたは水分補給を上手にとりながら、涼しい場所でブログを読んでもらえると幸いです。
さて、この時期の靴のトラブルとしてあげられるのは、アッパーと底材(ソール)が離れてしまう靴底のハガレです。基本的に靴用ボンドでしっかりと圧着して接着されているので心配はないです。
ですが、長年履いている靴であったりたまにしか履かない靴を履こうと思った時にベロンと大きく剥がれているのを見つけた時、
「なんでこがなことになっとるだいや?!もう外にはデラセン!」
(なんでこんなことになってるの?!もう外には出かけない!)
鳥取県中部地方の方言
と憤る気持ちは一旦落ち着けて、心を鎮めましょう。なぜ底材が剥がれるのかを説明したいと思います。その理由と対策としてあげられるのは次の3つ。
・水分
底の材質として多いのは合成ゴムやポリウレタンです。
意外にも合成ゴムは水に弱いので、雨に濡れて帰った時に水気を乾いた布で拭き取りましょう。風通しのよい場所でしっかりと乾かしてあげるとよいです。
ポリウレタンは水分を含みすぎると加水分解が起きてしまいます。同様に拭き取ってあげることで遅らせることができます。
・紫外線
ゴムは紫外線を受けると酸化して曲がったり、ひび割れや劣化しやすくなります。直射日光を避けて保管しましょう。
・経年劣化
靴の寿命です。靴底全体(オールソール)の交換が必要になります。
適正な温度と湿度の中で保管してあげることで、大切な靴を少しでも長く履くことができます。
この夏場は特に地面(アスファルト)の温度が大体50~60度まで上昇し、猛暑日は65度を越すこともあるようです。
そうすると靴底が暖まって接着部分が溶ける可能生もあるので、毎日靴をローテーションして履くことをお勧めします。
外出する時は日傘、両手があく帽子、竹笠、最近ではレジャーハットと呼ばれるものも出ているようです。
足下にはもちろん頭上にも気を配りながらこの夏をエンジョイしましょう!