西日本の豪雨災害で亡くなられた方々に心より哀悼の意を申し上げます。
また被災されたみなさまに謹んでお見舞い申し上げます。
いつもお手入れ、修理、保管の三本軸から靴をテーマとした情報をお送りしていますが、今回は一刻も早く被災者の方々が安心して外を歩けるようになることを願い、大雑把ではありますが、靴・足元に関する情報をまとめました。
参考にしてくれると幸いですし、この情報を必要としている人に届けてくれるとありがたいです。
随時ブログ記事をアップグレードしていきたいと思っているので、ご意見ご指摘よろしくお願いします。
1.足裏を怪我すると命に関わる
瓦礫や落石などが散乱している足下には何が転がっているかわかりません。ましてや胸の高さまで水位のある被災地で足元を怪我をしてしまっては移動することが困難になり命に関わります。
靴の中に瓦礫の釘などに効く踏み抜き防止の中敷を入れるだけで二次災害を軽減します。金属ではない、ハサミやカッターなどでサイズ調節が可能なものが即戦力となるでしょう。ガラスや陶器の破片から足を守るためにくるぶしを覆っているものがより安心です。
参考
スレート屋根の踏み抜きによる墜落死亡pdf
労働災害事例
2.外履きと中履きが必要
避難所や体育館の中では普段の生活と異なり、手すりの設置が不十分なため転倒・転落事故が起きてしまうことが過去の阪神淡路大震災や、新潟県中越地震での避難所生活で挙げられています。
特に年配の方は慣れない環境の中で普段のように生活することが困難です。家庭用スリッパのような滑りやすいものではなく、ズックのように踏ん張りが効く底面が必要です。
参考
安心安全情報防災コラム
防災と災害について考えるブログ
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3.夜寝るときは枕元に靴を
寝ている間に土砂崩れが起きたとしても、起き上がってすぐ避難ができます。枕元に靴というのは衛生面を気にされる方もいますが、ナイロン袋などに包んでおいてください。とにかく避難しなくてはという時に靴は足元を守ってくれます。
どんな靴が足元を守るか
・ガラスや食器の破片から足を守る
・落下物などから足を守ってくれる
・がれきの釘の踏み抜きを防いでくれる
・急いで逃げるために、履きやすい
・避難を考えて、あまり重くない
ホームセンターなどで販売している一足三千円くらいのスニーカータイプの安全靴は安価でサイズも豊富です。踏み抜きに効果のあるものがあるので一緒に使うと効果的です。
参考
防災対策!枕元に靴を備えよう!
女性が避難時に実際に役立ったものランキング
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